サッカー経済 資本力とチーム力
世界中から才能溢れるトッププレーヤーたちが集結するヨーロッパのプロリーグ
カタール資本による経済力を持つパリ･サンジェルマン
パリ･サンジェルマンは、フランスの首都に本拠地を置くクラブでありながらどこか存在感が薄く、大きな注目を集めないクラブでした。 サッカーの実力も他のクラブに劣り、リーグでは降格寸前の順位で終えることもあったほどです。
しかし、2011年に莫大な資本力を持つカタール資本がクラブのオーナーになったことでチームは世界有数のサッカー経済力を誇るようになりました。
オーナーの本国であるカタールリーグでは選手としてのピークを過ぎた南米やヨーロッパ各国の元代表選手を呼び集めることが精一杯でしたが、 ヨーロッパにおけるトップリーグの一つであるフランスのリーグ･アンに所属するパリ･サンジェルマンであれば今まさに各国代表で活躍している主力選手を獲得することも可能なのです。
実際に、現在のチーム構成はブラジル代表でコンビを組むセンターバック2人が守備を固め、フランス代表とイタリア代表の選手が中盤でバランスを取り、 そしてアルゼンチン代表のウインガーが両サイドから攻め込んでスウェーデン代表のストライカーが確実に決めるという豪華絢爛なメンバーになっているのです。
パリ･サンジェルマンは2012-13シーズンから毎年リーグ優勝を果たし、圧倒的なサッカー経済力を背景に強豪クラブへと駆け上がったのです。