サッカー経済を語る上で外せないのが、スペインのレアル・マドリーです。 レアル・マドリーは、現在世界で一番裕福なクラブと言われていて、最新の調査結果では5億7700万円ユーロの収入を得ました。 日本円に換算すると、約734億5000万円も稼いでいることになるのです。
現在は11シーズン連続で1位を獲得しており、世界で一番資本力のあるクラブと言えるでしょう。 収入の内訳を示す収入比率では、商業収入が一番高く、次いで放映権収入と入場料収入の順です。 商業収入の収入比率が高いのは、選手のグッズ販売が好調だからと考えられるでしょう。
レアル・マドリーは、その巨大な資本力を生かしてビッグネームを次々と獲得しています。 ビッグネームを獲得すると、世界中でその選手のグッズを販売することが可能です。 日本国内でも所属選手のグッズが販売され人気を博していますから、商業収入が高くなるのも当然と言えるでしょう。
また、資本力を生かしてチームの価値を高めれば、世界中のテレビ局に放映権を販売できます。 そのため、巨額の放映権収入を得ることができて、サッカー経済の巨人であり続けることができるのです。
サッカー経済でもトップであり続ける限り、チームも世界のトップを走り続けるでしょう。